売れる通販広告制作セミナー 吉川英之

第6回 フレームで考える

長らく、このセミナーも間を空けてしまいました。すみません。
さて、6回目の今回は「フレームで考える」です。

この「フレーム理論」(勝手に名づけていますが・・・)は、通販広告を制作する上で私が特に重視していることです。この「フレーム」がはっきりしていないと何も始まりません。それほど重要なことですが、通販広告やダイレクトマーケティングの先人達や「広告コピーはこれで売れる」なんて本を出されている先生方の中にもフレームについてはあまり言及されていないようです。

では、「フレーム」とは何かというと、写真を撮る時にファインダーを覗くと、レンズの先に被写体がありますね。それと同じように、広告をする時も、ファインダーから被写体つまり広告を受け取る人(広告を見る人、見込み客)を見るのです。受け手はどんな人で、どんな状態で、どんな心理なのか、それを覗く(推察)しなければいけない、ということです。

どんな言葉でも写真でも、それぞれ受け取る人や状況により、その受け取られ方は違います。だから、「この広告コピーは売れる」「広告コピーはこう書け」なんていうのを真に受けて、すべてに活用してもダメなのです。ちゃんと「フレーム」にあわせた言葉や写真を用意しなければならないのです。つまり、どんなにすばらしい広告でも、「フレーム(受け取る人、や状況、心理)」が違えば、場違いな広告になります。「お呼びでない?こりゃまた失礼したしました!」となります。

これは通販広告だけでなく、対面販売や営業、交渉ごとすべてに言えることですが、通販広告ではちゃんと相手や相手の状況を踏まえて「フレーム」を作り、広告をしないと、どんなにいい広告を作っても響きません。通販広告を作る上では、まずこの「フレーム」の意識を忘れないでください。