売れる通販広告制作セミナー 吉川英之

第2回 売れる通販広告を見極めるポイント

さて第2回目セミナーです。今回は良い通販広告の基準をお話します。 良い通販広告とは、言うまでもなくレスの取れるという意味です。 詳細に言うと媒体により違うのですが、総合的なポイントとして7つ挙げます。

1. インパクト・情報性

2. わかりやすさ 読みやすさ
  (何の広告、何を自分にしてくれるかが瞬時にわかる)

3. わくわく感 期待感を煽っている

4. コンテンツの整理がされている

5. 購入までの心理誘導がされている

6. 購入しない要因を取り除く提案をしている

7. オファーのあしらいがわかりやすくまとめている
  (価格やプレゼントがわかりやすい)

商品内容や価格などの問題はありますが、 以上7つがうまく表現できていれば、大概は良い広告といえます。

もし、自社で広告を制作されているのでしたら、上記基準で見てみてください。

 

次に媒体毎のポイントを挙げてみます。

《新聞広告》
  新聞を読んでいる人は、何のために新聞を読んでいるのか、それは何か情報を知りたいから、ですよね なので、広告にも情報性が必要です。その情報性、情報価値というものがあるか、という点がポイント

《折込広告》
  折込広告は見ている人が、すでに広告を見るというスタンスに入っています。例えるなら商店街に入ってきた訳です。その商店街の中でいかに注目を惹くかがポイントです。ですからインパクトが一番。それから関心を持たせる情報性です。

《フリーペーパー》
  フリーペーパー(主に主婦向け生活情報紙を想定)の読者は、何か暮らしや自分自身に「得になることないかな?」と見ていると考えます。ですから、お得な情報としての提案が欠かせません。

《雑誌広告》
  雑誌はセグメント媒体ですから、それぞれ読者の層があります。その層を十分把握して、デザインやコピーなども読者層に受け入れられるものが好ましいです。

以上、売れる通販広告を見極めるポイントについて書きましたが、とにかくいろいろな広告を数多く見ると その選球眼が研ぎ澄まされてくると思います。自社だけのものではなく、幅広くご覧になることをおすすめします。

次回は 「人を知る」 です。