紙媒体の通販広告を制作する際によく聞かれることにお答えします。
Q.文字が多い原稿はレスポンスが悪いんじゃないんですか?
A. 質問者の意図は文字が多いと読んでもらえないから、レスポンスが悪いんじゃないか、ということだと思いますが、まったく根拠がない主観的な思い込みです。ただ、だららだと面白くもない文章は確かに読まれません。文章が多いか少ないかが問題ではなく、興味を持って読みたくなる内容(文)がどうか、です。文章が多くて読まれないなら、小説も新聞も記事体広告も存在しないのではないでしょうか?
Q.イラストと写真どちらが効果的でしょうか?
A.一概にどちらか、ということは言えません。原稿の内容やテイストにもよります。ただ、人物の写真の使用はとても難しいことを頭にいれてください。写真はイラストより、リアリティがある分、多くの情報を内包しています。「この人は誰?」「何してるの?」「好きな顔だ(嫌いな顔だ)・・・など写真を見た人の中に疑問や感情が生まれます。そうすると本来商品の情報と違うところに意識が行ってしまう可能性があるのです。簡単に言うと「気が散る」可能性があるのです。
また、多くの原稿で失敗しているな、と思うのは、人物の目線の在り方です。人物写真を使用するなら、写真の人物の目線は、正面か、商品の方を向けるようにしましょう。人は無意識に人の目線を追う癖があります。
Q.レスポンスの高い原稿をつくるコツはありますか?
A.基本的に@インパクトを出すA商品への理解を促すB購入するメリットを訴求するの3つの要素を抑えて制作しましょう。どんな素晴らしい原稿でも目立たないと存在しないのと同じです。新聞なら紙面の中で、折込なら他の折込より目出つように工夫しましょう。また、できるだけわかりやすい商品説明を。平易な言葉で図なども用いるのもいいでしょう。読者が商品を使っているイメージがしやすいようにすることです。最後に、購入したらどんなにいいことがあるか、というのを言葉やイメージで伝えましょう。
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