レスポンスを高める通販原稿の赤字入れ法

1段取りを考えて。根回しも重要

通販原稿の進行ではおおよそ3回くらいの出し戻しで進めます。
1回目は初稿→2回目は初稿の赤字を元にした修正原稿(2稿)→3回目は2稿目の確認。
これが終わったら、法規や媒体審査などチェックしてOKであれば入稿とします。社内チェックなど必要であれば、進行段階のクオリティや表現などの問題もあるので、初稿段階で社内関係各所に回しておいた方がいい場合があります。3稿までの出来上がり、入稿という段階で、関係部署や上司からNGとなる可能性があるからです。そこは根回しが必要です。

2出し戻しは3回〜4回で。スピーディに入稿へ

弊社ではクライアントさんに明確に把握してもらえるよう、完成原稿の8割程度のクオリティで初稿を提出しています。
なので、おおよそ3稿で終わるようにしています。 通販原稿の場合は何度も何度も、手を入れればいいというものではありません。むしろどんどんレスがとれない原稿になっていきます。何度も手をいれないといけない原稿は、そもそもダメな原稿。
また、時間も経過すると、いろいろ事情が変わってくるということもあるのでスピーディに進めましょう。

3修正する意図をしっかり伝える

本来、初稿戻しの時は、依頼者側と制作側お互いに会って行うのがベスト。なぜ赤字を入れたのか、入ったのかを話し合いながら進めることで2稿目がブラッシュアップされていきます。
修正箇所の赤字入れたものだけ送ってきて、赤字の理由の説明がない場合、修正の意図が見えないのです。明らかに誤植とか、間違っているのであればわかりますが、表現などに関してはちゃんと意図を添えたほうが、より良い表現になる場合があります。ここは手を抜かずにしっかりコミュニケーションをとりましょう。

こんな赤字戻しはNG